プロ直伝!ミニ四駆のグリスの塗り方 ~ なじませる方法も解説

プロ直伝!ミニ四駆のグリスの塗り方 ~ なじませる方法も解説

こんにちは。
家族ミニ四駆.com の大林です。

先日、とあるレース会場の運営者さんに、グリスの塗り方を直伝して頂きました。
(その運営者さんを、ここでは仮にSさんと呼びます。)

そこで教えて頂いた内容を、シェアしますね。

グリスをちゃんと塗るメリット×2

(1)マシンが速くなる

グリスを塗ることで、摩擦抵抗が減り、ギヤやタイヤの回転がスムーズになります。

結果、マシンのスピードアップにつながります。

(2)パーツが傷みづらくなる(長持ちする)

例えば、ギヤーの間にグリスを塗らずに走らせると、ギヤに大きな負担がかかります。

このまま使い続けると、ギヤの刃が欠けてしまったりして、使えなくなってしまうことも。

ちゃんとグリスを塗っておけば、パーツが傷みづらくなり、長持ちするのです。

各パーツへのグリスの塗り方

(1)ギヤとギヤの間(噛み合わせの部分)

ギヤ同士がスムーズに回転できるように、ギヤとギヤの間にグリスを塗りましょう。

ギヤの噛み合わせ部分にグリス。コレは基本の塗り方ですね。

(2)カウンターギヤと軸受の間

カウンターギヤ(歯が二段になっているギヤ)には、軸受がありますよね。

この軸受は、ギヤと一体化していないので、この軸受とギヤの間にも摩擦抵抗があるわけです。

ここにも、グリスを塗りましょう。

カウンターギヤの軸受にも グリスを塗ろう

(3)軸受とシャーシの間

カウンターギヤの軸受は、シャーシの上に乗っかっている形になっています。

この、軸受とシャーシが接する部分にもグリスを塗ることで、カウンターギヤの回転がスムーズになります。

カウンターギヤの軸受とシャーシの間も見落としがち。忘れずに!

(4)ギヤとシャーシが擦れる部分

意外と忘れがちなのが、ここです。
(私も塗っていませんでした^^;)

ギヤが高速回転をしている一方、シャーシは動きません。
つまり、ここが擦れると、非常に大きな抵抗になってしまう、ということです。

ここにも丁寧にグリスを塗っておきましょう。

シャーシと擦れる部分は抵抗大!グリスでスムーズにしてあげましょう。

こんな感じで塗ってみました。

ギヤの側面、と言うのでしょうか? ここはシャーシと擦れるので、 グリスを塗りましょう

カウンターギヤの側面にも グリスを塗りましょう

(5)プロペラシャフトとシャーシが擦れる部分

スーパーIIシャーシなど、プロペラシャフトがある場合。

ここも(4)と同じく、高速回転しているプロペラシャフトに対して、シャーシが抵抗になってしまっています。

グリスを塗っておきましょう。

プロペラシャフトとシャフトの接点部分も忘れずに。

(6)タイヤ(シャフト)の軸受

シャフト(タイヤが刺さっている棒)の軸受部分にもグリスを塗りましょう。

シャフト部分にも。

こんな感じで、オイルペンを使って塗ると塗りやすかったです。

ハトメの内側のように、 細かい部分にグリスを塗る時は オイルペンが重宝します

(7)ホイールとシャーシが擦れる部分

ホイールとシャーシも、以下の部分で擦れていますので、グリスを塗りましょう。

(下図が分かりづらくて恐縮ですが、穴の中ではなく、青く塗りつぶしている部分に塗ってください)

タイヤの内側も、シャーシに当たります。グリスで潤滑!

(8)ローラー

ローラーのネジ穴も、大事な部分です。
プラスチックのローラーの場合は、ここにもグリスを塗りましょう。

ローラーの内側とネジも、擦れるのでグリスアップ!

※ベアリングローラーなど、一部のローラーではグリス不要なものもあります。

グリスを塗る量は「マッチ棒の先端くらい」がベター

グリスは、少なすぎると、蒸発してしまって役に立ちません。
逆に、多すぎると、グリスが飛び散ったりして迷惑になります。

お勧めのグリス量は、「1箇所につき、マッチ棒の先端くらい」だそうです。

綺麗に塗る方法

グリスを綺麗に塗るには、筆を使うのがお勧めとのこと。

私は、オイルペンを使っています。

ティッシュなどの上にグリスを出して、オイルペンにつけて、対象部分に塗る、ということですね。

ティッシュの上にグリスを出して、 それをオイルペンで取って塗ると 塗りやすかったです

グリスを馴染ませる方法

グリスを塗ったら、なじませる必要がありますが…、ここで大きな注意点!

なんと、「モーターをいきなり動かしてはいけない」のだそうです。
(子供の頃からずっと、モーターを動かして馴染ませていた私はいったい…^^;)

なぜかと言うと、Sさんが言うには、「いきなりモーターを動かすと、せっかく塗ったグリスが飛び散ったり、蒸発してしまって、効果が薄くなるから」とのこと。

モーターで動かすのではなく、マシンを手で1分間ほど前後にコロコロするのがベストなんだとか。

いきなりモーターを動かすと、 グリスが蒸発したり、飛び散ってしまいます。  手で前後に1分間ほどコロコロすると良いそうです。

アナログな方法ですが、これがグリスを馴染ませる一番いい方法だそうです。

勉強になります!

おすすめのグリスは?

Sさんがお勧めしてくださったのは、「Fグリス」でした。

ScreenshotFグリス

ミニ四駆大会運営者のSさんが強くお勧め!

フッ素樹脂配合で滑りがとても良いのだとか。

また、公式大会でもちゃんと使えるので、普段から使っておくといいですよ、と言っていました。
(大会によっては、グリスの種類に制限があったりする場合もあるようです)

なおSさんは、「オイルペンは、手が汚れなくて使いやすいけど、塗れるグリスの量が少ないので、オイルペンだけだと物足りないです」「Fグリスは、若干持ちが悪いけど、ちゃんとメンテナンスしてあげればFグリスが一番いいんです。塗る時にオイルペンを使うと塗りやすいです」と言っていました。

私も早速購入しました!

Fグリスとオイルペンを購入。プロに進めていただいたので、迷わず実践!

まとめ:モーターで競うな!基本のメンテナンスをちゃんとやろう!

Sさんは、最後にこんなことを言ってくれました。

ミニ四駆大会運営者:Sさん
ミニ四駆は、回転数の高いモーターを使えば、ある程度はすぐ速くなっちゃいます。

でも、ミニ四駆の楽しさは、そこじゃないと思うんです。

例えば、グリスの塗り方一つでも、スピードが全然違ってきます。

あまり派手ではないけど、地味だけど、でも大事なところなんです。

僕は、ミニ四駆は、モーターで競うんじゃなくて、土台の作り込みで競ってほしいな、って思ってます。

正直私も、Sさんに出会うまでは、「速いモーター使えばいいじゃん」的な発想でした。
反省です。

分野は違いますが、例えばプロスポーツ選手も、基本の体づくりや、基礎練習を一切手抜きしないから、プロになれてるわけですよね。
野球のイチロー選手も、あんなに有名になりながらも、素振りを欠かしたことはなかったそうです。

ミニ四駆も、土台が大事。
基本的なメンテナンスをちゃんとして、大切に使っていきたいな、と思いました。

Sさん、本当にありがとうございました!

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